VMC on AWSのバックアップ
VMC on AWSのバックアップはどうしてますか?
これまで私自身の実績としても、Veeamが主でした。実際、Veeamはマイグレーション機能を活用し移行にも使えたりします。実績やサポートの面でも、やはりおすすめなんですよね。
ただ、せっかくAWS環境上に構築された環境なので、それを活用する方法はどうかなとも思うんですね。
そこで、今回ご紹介するのが、Druva Phoenixです。
ここに、詳しいアーキテクチャが紹介されているのですが、簡単にまとめて紹介します。
AWS上に構築されたSaaSサービスです。そのため、データ転送は超速ということになります。また、1年単位でのサービス購入の形であり、使った容量分だけ支払います。そのため、容量を工夫すればコストカットにもつながります。
druvaバックアップサーバ(アプライアンス)をSDDC内に展開しエージェントレスでバックアップを取得(静止点はOSレベル)バックアップデータはIGW(インターネットゲートウェイ)を経由しAWS東京リージョン内にあるdruvaサービスへデータが保存されます。
非常にシンプルかつ、単一のコンソールから運用管理できるので運用負荷も削減できます。
・重複排除後のバックアップ容量が課金対象
・1TB 単位/年のクレジッド購入(最小購入容量:1TB) 毎月消費容量のクレジッドを消費
購入クレジットよりも消費が多くなってしまったは追加でクレジッドの購入が必要
VMC on AWS提案時、割と話題になるのが運用効率化、監視、ウイルス対策、そしてバックアップなんですよね。バックアップは忘れがちなんですけど、非常に重要なんですね。
これまでVeeam一択だったんですが、これから様々な製品がでてきて、そしてよりクラウドに適したサービスを検討できるといいなと思います。