「vSphere7.0」発表
2020年3月10日(米国時間)
オンラインイベント「Accelerating Digital Business」でvSphere7.0が発表されました。
同時に企業がKuberntesに対応したソフトウェアの開発を支援するための一連のソフトウェアやサービスなどを含む
「tanzu solusions」
ハイブリッドクラウド基盤を提供するVMware Cloud Foundationの新バージョンである
「VMware Cloud Foundation4.0」
を発表しました。
そっかぁ、、とうとうでるのか、、でるのね、、、。
vSphere7.0の最大の特徴は、ネイティブにKubernetesの実行をサポートしたことです。
VMWorld 2019 の基調講演で、すでに発表されていましたね。
vSphereとKubernatesが統合され、vCenterからVMもPodも管理できるようになります。
これまで、ベアメタル上かまたは、
物理サーバ→ハイパーバイザ→Linux→Pod
の構造が
物理サーバ→ハイパーバイザ→Pod
という構造に変わり、よりシンプルな構造になります。
また、これによりパフォーマンスが優れたものになるとのことです。
コンテナがそれぞれCPUリソースを使用するよりも、vCPU単位で管理しスケジューリングすることで、より効率的に実行できるということです。
with Kubernatesは、「VMware Cloud Foundation4.0」で提供されるとのことです。
(従来と同様のスタンダードvSphere7も同時にリリース予定)
と、まぁここまで書いてみて思うのですが、我々SIerとして考えるのは企業への導入はまだしばらく先になるだろうな・・と予想しています。
また、中核となるvSphereをこれだけ変更しているので、当初は不具合なども懸念されますので、本番運用への導入はもうしばらく後になりそうですね。
そして、、「インフラと開発の垣根を取り除くことで、より効率的に運用できる」
簡単に言うとそういうことだと理解していて、つまりはより開発側を意識した知識をつけていく必要があるということです。
さらに、vSANとNSXも新バージョンがリリースされます。
vSANにはこれまで泣かされたこともあったので、今後さらに進化しつつ安定することを期待します。
早速リリースに向けて情報収集と、、勉強しないとです。。。(汗