DaaS最強(サイツヨ)説・・・
まだまだ寒い日が続いております・・
今日なんて、最低気温氷点下なんですけど。。。orz
さて・・
ここへきて他国の問題じゃなくなってきた新型コロナウイルス
停泊中のクルーズ船だけではなく、渡航歴がない方も感染するなど、日本国内でも感染が広がっている状況において、今後当分は自分自身を守る行動をとる必要がかなりありそうです。実際に私の所属する会社でも、リモートワークが原則推奨となり、出張の原則禁止、多人数での会議や飲み会なども原則禁止となりました。
そんな中、こんなご相談をとある企業様から受けました。
「新型コロナ対応で、うちでもリモートワークを推奨することになった。ついては、既存のDaaS環境利用者を3倍見込みにしたい。」
はい、かしこまりました。
そうなんですよねー、オンプレ環境と違って、DaaS環境だとライセンスのことだけ考慮したら、すぐに拡張可能なんですよね。
そういった意味で、やっぱりDaaSサイツヨじゃね?って感じました。オンプレVDIだとこうはいかないケースが多いです。(基本的に3倍の利用者を見込んでサイジングしませんしね・・)
新型コロナに限らず、数年前から地震や豪雨による洪水など、これまで働き方改革でのテレワークから災対での利用において、検討をすすめる企業は年々増加の一途をたどっているのではないでしょうか。そうなんですよ、VDIは導入するのは大変なんですけど、入れるとかなり重宝します。
そこで・・・
昨年、いくつかの記事やイベントで「VMware Horizon Cloud on Microsoft Azure(HzCoA)」について語りました。
ざっくりこんな感じです。オンプレVDIだと、まず仮想基盤を用意して、VDIサービスを提供するSWを選んで設定というところから開始します。運用ももちろん、基盤からして手順を策定する必要があります。対して、DaaSだと基盤は提供会社任せです。
HzCoAの場合、VMwareが管理します。しかも、Azure環境を利用しているので、ライセンス面でもうれしいことがあります。
利用までのプロセスもこんな感じで簡単です。
2018年から日本国内でもサービス開始しておりますが、まだ知らない方が多いみたいです。国内のDaaS提供サービスと比較しても、メリットやコストにおいて秀でているのではないかと思います。
必要なライセンスは
こんな感じ。ここにプラスして、Azureの利用料を支払うことになります。例えば利用しない夜間休日はシャットダウンしておく(管理コンポーネント以外ですが)など、電源管理をしっかりすれば、この点のコストカットも可能です。
また、HorizonCloudのライセンスですが、
他社では指定ライセンスの形態のみであることが多いですが、HorizonCloudは同時接続ライセンスでの購入が可能です。要するに、1万人の企業でも、実際にテレワークを同時に実施する社員はそのうち200人程度である場合、200人分の同時接続ライセンスでいいということです。(ちょっと極端ですが・・・)
でも、よくあるケースだと思います。特に、休日夜間、病気や私用などにテレワークを利用するときしか使わないなんてことが。
また、運用面においても、基本的にDaaSサービス部分だけを考慮したらよくて、リプレースも基本的に発生しないとなると、情シス的にはかなりうれしいはずです。
結局、VDIも5~7年でリプレースが必要になり、そのたびにイチから再検討するとなるとその労力だけでも・・・という意味においても、やっぱりDaaSサイツヨじゃね?って感じています。
しかも、とりあえず、管理職だけは災対なんていっても休めない・・だから少数から始めたいんだけど・・という相談にはまさしくDaaSです。
50人分の仮想デスクトップ基盤をオンプレでとなると、コストで考えたら1人あたりかなりの額になります。結局、冗長化なども考慮してもそれなりの仮想基盤をつくり、それなりの環境を用意する必要があり・・。でも、DaaSだと、50人分のライセンスからスタートできかつ、最適な構成を用意するだけです。
スモールスタートには、まさしく・・といった感じですね。
リモートワークを検討しない企業はもうほぼない状況となっておりますが、、そこへDaaSも一緒に検討してみてください。
では。