PowerCLIを使ってHorizon 7環境にアクセスする
今回は、PowerCLIを使って基礎的なコマンドの紹介をしたいと思います。
Horizon 7.0.2以降で使用できます。
PowerCLIを未導入の方はPowerShellを開き、次のコマンドを打ちます。
> Install-Module -Name VMware.PowerCLI
PowerCLIの基本的な使い方は先駆者様が多くいますので、そちらにお任せするとします。
今回は、Horizon環境への接続ということで、Viewモジュールというものをインストールします。
> Get-Module -Name VMware.*View -ListAvailable | Import-Module
これで、使えるコマンドが増えているはずです。約100種類くらいあります。
次のコマンドを実行して、どんなコマンドがあるか確認してみます。
> Get-Command -Module VMware.VimAutomation.HorizonView | Format-Table -AutoSize
では、実際に接続してみます。
> $hvServerPrd = Connect-HVServer -Server vsphere.local
Serverのところは勿論環境によって変わりますので、適宜読み替えてください。
ViewAPIメソッドへのアクセスもできます。
(参考:https://code.vmware.com/apis/75/view )
> $viewAPI = $hvServerPrd.ExtensionData
ViewAPIを利用すると、以下のようにConnection サーバやvCenter サーバの一覧を取得することもできます。
> $viewAPI.ConnectionServer.ConnectionServer_List()
> $viewAPI.VirtualCenter.VirtualCenter_List()
Horizon環境のデスクトップ一覧を確認するには、次のコマンドを実行します。
> Get-HVMachine
または、
> Get-HVMachineSummary
サマリーのほうが多少見やすくなっています。
最後に、接続したConnection サーバから切断するには次のコマンドを実行します。
> Disconnect-HVServer -Server vsphere.local
以上です。
非常に基本的なコマンドの紹介でしたが、お手元にVDI環境がある方は試してみてくださいね。
それでは。